これまで Kindle本を10冊以上出版し、そのノウハウが固まってきました。
本記事では、Kindle出版のアイデア集めや企画から出版に至るまで、私が愛用しているツールを紹介します。
これまで、いろいろ変遷はありましたが、本業の仕事をしながら効率的に出版するには、現時点でベストなツールです。
気になるツールがあれば、ぜひ、お試しくたざい。
1 ツール
(1)アイデアの収集と構成
Kindle本のアイデアはアウトライナーの「Dynalist」に保存しています。
Dynalist
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アウトライナーは並べ替えや階層化ができるため、そのまま構成を練る作業にスムーズに移れるのが魅力です。
Dynalistで構成を練り、目次ができたら、執筆に移ります。
(2)執筆
執筆には、iPhone、iPad、Macで同期するエディタ「Ulysses」を使っています。
詳しくは、以前、記事にしました。
Kindle本の本文中に挿入する画像は、Ulyssesに貼り付けています。UlyssesでKindle本の出稿データであるePubを作ると、画像も反映されます。
元画像はiCloudに保存しています。
Ulysses · テキストエディタ
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(3)画像の編集とリサイズ
画像の編集は、「Annotable」と「Skitch」を使っています。
Annotableだけで、事足りるのですが、矢印だけは、Skitchのデザインの方が好きなので、Skitchも使っています。
Annotable — 究極の画像注釈アプリ
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Skitch: 撮る。描き込む。共有する。
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画像のリサイズは、Ulyssesに画像を貼り付ける前に「バッチリサイズ2」でリサイズしています。
バッチリサイズ2
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たまにMacでリサイズすることもあります。
そのときはFinderでリサイズしたい画像を選択し、右クリックから「開く」>全選択>「ツール」>「サイズを調整」> 幅を600ピクセルにしています。
画像を圧縮するときは、Macアプリ「ImageOptima」を使っています。
(4)表紙の作成
表紙は、自分で作る場合は、すべて「Canva」だけで作っています。
Canva-インスタストーリー,SNS投稿画像のデザイン作成
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(5)推敲
推敲には、Ulyssesのリビジョンモードという機能を使っています。
ePubに出力してからは、iBookとKindle Previewerで推敲しています。
Apple Books
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iBookで推敲している理由は、iPhoneや iPadでも手軽にePubを作ってiBookで開けれるからです。
これなら出先でも推敲の作業が可能です。
最終段階になったら、MacのKindle Previewerで推敲しています。
(6)出稿(ePub作成)
Kindle本の出版データとしてサポートされているePubファイルは、Ulyssesの出力機能で作れます。
ただ、iBookでは目次が反映されるのにKindle本では反映されないなどの不具合があるため、 Ulyssesでテキスト形式(Markdown)のファイルを出力してでんでんコンバーターでePubファイルを作っています。
(7)宣伝
出版後の宣伝は、まず、Twitterと本ブログ(WordPress)です。
過去には、「でんでんランディング」でランディングページを作ってPRしていましたが、最近、そこまではやれていません。
2 まとめ
私がKindle本の出版で愛用しているツールを一通り紹介しました。
まとめると次のとおりです。
- アイデアの収集と構成:
DynalistObsidian - 執筆:Ulysses
- 画像の編集とリサイズ:AnnotableとSkitch、バッチリサイズ2
- 表紙の作成:Canva
- 推敲:Ulysses、iBook、Kindle Previewer
- 宣伝:Twitter、ブログ、でんでんランディング
Kindle出版の作業は、ツール選びにより効率性は変わると思いますので、いろいろ試して、ご自分のベストを見つけてください。
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