メインのノートアプリをEvernoteからApple純正メモアプリに乗り換えて3ヶ月ほど経ちました。

10年以上メインのノートアプリだったEvernoteから、メモアプリに替えて何か変化があったのか。この3ヶ月間を振り返ってみます。
1 メモを見返す頻度が増えた
単純にメモをよく見返すようになりました。
自分でもビックリするくらいに。
とくに、目標を書いたメモ、読書ノート、ブログやTwitterなどの方針を書いたメモ、これらをよく見返します。
書いている内容は今までと同じ。保存場所がEvernoteからApple純正メモアプリに変わっただけ。それなのにビックリするくらい見返すようになりました。
“速さは正義”、ということなんでしょうか。
ストレスを感じなくなったので、無意識のうちにメモを見返す頻度が高くなったんだと思います。
これまでは、Evernoteの動きのもたつきが頭の片隅にあって、無意識にノートを見返す動作にストップがかかっていたのかもしれないです。
2 メモの量が増えた
さらに、メモをする量が増えました。
見返す頻度が高くなると、自然とメモを書く頻度も量も増えたんです。
やはり、「見返すなら書こう」という意識が知らず知らずのうちに働いているのかもしれません。
私は、メモを書くときは、「Drafts」経由なので、単に保存先がEvernoteからメモアプリに変わっただけです。書くアプリは変わっていません。
それなのに、書く頻度も量が増えたのです。

これはなかなか示唆深い。
「メモを書く」という行為のモチベーションは、メモを書く環境だけでなく、「メモを見返す」という行為にも関係しているのだと思います。
3 メモをよく探すようになった
さらにもう1つ。
メモをよく探すようにもなりましたね。
Apple純正メモアプリって検索も速いんです。一瞬で、検索結果を表示してくれます。
Evernoteは検索能力は高いかもしれませんが、結果が出るまで待たされるんですよね。まあ、私の場合、ノート数に格段の差があるので、ここは単純な比較はできないのかもしれませんが。
さらに、メモアプリは「Spotlight」でタイトルのみならず本文も検索できます。
わざわざ、アプリを起動せずとも検索ができるので、こんな便利なことはありません。
4 Evernoteの動きにストレスを感じることが減った
不思議と、Evernoteの遅さにイライラすることが減りました。
もちろん、メインのノートアプリをApple純正メモアプリに替えたので、Evernoteをさわる頻度が減ったからという理由がありますが、それだけではありません。
というのは、Evernoteに保存してあるメモを見返すときに、動きにもたつきがあっても、また見返す可能性があるるなら、メモアプリに移動さておけば、今度はすぐに見れるからいいや、と思えるのです。
さらに、“Evernoteは倉庫”という考えを持っているので、倉庫から取り出すには、少し時間がかかっても仕方がない、と思うようにしているからです。その分、Evernoteには、今後そんなに見返さないであろう様々なデータを保存することにしています。
5 まとめ
本記事をまとめます。
メインのノートアプリをEvernoteからApple純正メモアプリに乗り換えた効用は次の4つ。
- メモを見返す頻度が増えた
- →メモアプリの速さによりストレスが減り無意識に見返す頻度が増加
- メモの量が増えた
- →「メモを見返すならメモを書こう」という無意識の変化
- メモをよく探すようになった
- →検索が高速でSpotlightが便利(本文も検索対象)
- Evernoteの動きにストレスを感じることが減った
- Evernoteは倉庫、ゆえに遅いのは仕方がないという考え
- Evernoteは倉庫、ゆえに遅いのは仕方がないという考え
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