先日、以下の記事で「一太郎Pad」というアプリを知りました。
https://goryugo.com/20200226/ichitaro-pad/記事では、このアプリは、写真からの文字認識の精度が素晴らしく、紙の本のメモを取りたいときに最強に役立つと紹介されていました。
確かに試してみたら、そのとおりでした。
さらに、これまで紙の本の読書ノートを作るために数々のスキャナアプリや文字認識アプリを試してきた私からすると、「一太郎Pad」は他のアプリにはない強く特筆すべき点があると思いました。
これができるから私は「一太郎Pad」を使おうと決めました。
それは何かというと、
本に線が引いてあっても文字に丸がつけてあっても文字認識できる、
という点です。
例えば、以下の画像とおり、線を引いている本のページを「一太郎Pad」で撮ります。(本は『子どもへのまなざし』という本です。)
すると、すぐに以下の画像のとおり、文字認識(テキスト化)してくれます。
ほぼ完璧な精度です。
驚いたのは、「お手本」というキーワードに丸をつけていますが、まったく問題なく文字認識できています。
私がこれまで試してきた様々なアプリは、文章に線が引いてあると、もっと具体的に言えば、縦書きの本であれば縦線、横書きの本であれば横線(下線)が引いてあると、正しく文字を認識してくれませんでした。丸をつけた文字も同様です。
私は、本は線を引いたりキーワードに丸をつけたりしながら読むため、これらのアプリは文章を抜き書きして読書ノートを作るにはほとんど役に立たなかったのです。
ということで、本に線を引きながら読み、読書ノートを作る人にとっては、「一太郎Pad」はオススメのアプリだと思います。(無料で使う利用できます)