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アウトライナー「OmniOutliner」の同期の問題への対処法を考える

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このブログ「いつもていねいに」を書いている 小田やかた です。
プロフィール @ottaka18

Macのアウトライナー「OmniOutliner」を使い始めて半年が経ちますが、大変使い勝手のよいアウトライナーだと思います。

プライベートでは「OmniOutliner」、仕事ではWindowsのため思考をするとき少しだけ「WorkFlowy」を使っていますが、私にとっては「OmniOutliner」が使いやすく、今のところこれをメインのアウトライナーとしています。

それについては、以前、以下の記事を書きました。

参考 アウトライナーは「WorkFlowy」より「OmniOutliner」を使い続ける理由

ただ、1つだけ困っていることがあります。これがクリアになれば完璧なアウトライナーなのですが…。本記事では、その問題に対する妙案を書いているわけではありませんが、課題提起だけしておき、今後、よい解決策が出てこれば、と思っています。

その問題とは、同期の遅さとそれに伴う同期矛盾です。

1. 同期の遅さ

(1) ファイルの容量

私は、OmniOutlinerの使い方として、基本的には1つのファイルで運用しています。

クラウドアウトライナーの「WorkFlowy」と同じ運用です。

その運用で約半年が経ちますが、ファイルの容量は7メガあります。トピックの数は数えていませんが、用途としては、ブログのネタの管理、執筆、読書ノートなどがメインの使い方なので、そんな爆発的にファイルの容量が増える使い方はしていません。

それで、半年で7メガです。

私のOmniOutlinerの使い方については、以前、記事にしました。

参考 アウトライナー「OmniOutliner」の私の使い方【2015年12月】  

OmniOutlinerのファイルは、かなり容量が大きくなってしまう、というのが印象です。

(2) 同期の遅さ

ファイルの容量が5メガを超えたあたりから、同期の遅さが気になり始めました。

OmniOutlineは、Mac、iPhone、iPad miniで使っていますが、アプリケーションの起動のスピードに遅さは感じません。

起動したものとは別のデバイスでファイル変更が行われたとき、自動で同期がかかるのですが、それが遅いのです。とくにMacです。体感で10秒くらいでしょうか。iPhoneやiPad miniでは5、6秒の実感です。

逆に今使っているデバイスでファイル変更が行われたときも自動で同期がかかるのですが、同様に、遅さを感じます。

どちらも数秒のことですが、この数秒が煩わしい。

おそらく、ファイル変更が行われた差分の同期だけではなく、すべて同期しているからだと思われます。

2. 同期矛盾

同期が遅いだけなら、まだ、致命的にはならないのですが、同期の遅さが原因で同期矛盾を起こしてしまうことがあります。

どういうことかと言うと、例えば、MacでOmniOutlinerのファイルを変更したとします。

iPhoneでOmniOutlinerを起動させ、何かテキストを打とうとしたとき、Macでファイルを変更した分の同期が終わるまで待たなければいけませんが、待たずにファイルに変更を加えてしまうことがよくあります。

すると同期矛盾、すなわち異なるファイルが2つできてしまうことになります。

同期が一瞬で終わればこんなことにはならないのですが、やはり数秒かかると、こういうことは起こりやすくなります。

3. 対処法

(1) 同期の遅さへの対処法

ファイル容量が大きくならないように、複数のファイルで管理すれば、解決できると思います。
ただ、今のところ、基本的には1つのファイルでの運用を続けようと思っていますので、そうなると妙案が浮かびません。

とくに出先で、MacBook Airを使うときはiPhoneのデザリングを使うのですが、そうするとOmniOutlinerの同期に10秒以上かかり、けっこう煩わしいです。

しかし、よい手が思いつきませんので、今のところは我慢するしかなさそうです。

(2) 同期矛盾への対処法

a. すぐにファイル変更をしない

まずは、OmniOutlinerを起動させたら、すぐにテキストを打ち込んだりしない。すわなち同期が終わるまでファイル変更をしない、ということを心がけています。

ただ、不本意です。とくに出先では、思いついたことをiPhoneのOmniOutlinerを起動させて、ササッと書きたいのですが、同期を待っていてはササッとは書けません。

でも同期矛盾が起こるのは嫌なので、今のところは仕方なく受け入れています。

b. 定期的にバックアップをとる

同期矛盾が起こると、2つファイルができてしまいます。

2つのままにしておくと、混乱が生じるので、どちらか削除するわけですが、それで大事なテキストを失ったことがありました。

それ以来、週1回、手動でバックアップをとることにしています。

(3) Dropboxでの同期

OmniOutlinerは、「Omni Presence」というOmniGroup社の独自のクラウドサービス(無料)で同期させていますが、最近のアップデートで、「Dropbox」などの他のクラウドサービスでの同期が可能となりました。

今、迷っているのですが、「Omni Presence」から「Dropbox」に変えたら同期が早くなるのか、早くなるなら変えたいのですが、何の確証もなく変えるのも勇気がいります。

4. おわりに

OmniOutlinerは、ほんとに便利なアウトライナーです。

この同期の遅さがクリアになれば、なんの不満もないアウトライナーです。

今後、1ファイルで運用する以上、さらにファイル容量は大きくなるので、同期が遅くなる一方です。

そういう意味ではEvernoteはすごいなあと思います。

重い重いと言われていますが、Mac、Windows、iOS、かなりのファイル容量であっても、それぞれのデバイスでそれなりのスピードで同期ができていると思います。

OmniOutlinerもせめてEvernoteなみの同期スピードになってほしいと思います。また、同期の遅さに対応する妙案がほしいところです。

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この記事は以上です。

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小田やかた
ブロガー&Kindle作家。二人の子どもを持つ共働きサラリーマンです。(プロフィールの詳細)iPhone・iPadアプリを活用した効率的なインプットとアウトプットの方法を発信しています。
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