読書レビュー PR

『ルポ 居所不明児童 消えた子どもたち』を読んで考えさせられる親の責任と覚悟

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

このブログ「いつもていねいに」を書いている 小田やかた です。
プロフィール @ottaka18

親の都合で居場所を転々として、教育も満足に受けられず振り回される子どもたち。行政の職権による住民票の消除により居所不明となり、行政のセーフティーネットから漏れる。挙げ句の果てには、親からの虐待やネグレクトにより死に至る。

そんな複数の事例がリアルに描かれている本書を読んで、7歳と1歳の子どもを持つ親としては、いろいろ考えさせられました。

親の身勝手な行動には、理解しがたいものがありましたが、共通していたのは、生活困窮に陥って悲劇が起こるということでした。それを考えると、誰しも陥る可能性があり、他人事ではないと考えなければいけない。

また、行政では予算的にも人的にも限界ではないか。行政にばかり目を向けるのではなく、親の自覚と責任感の欠如について、もっと考えなければいけない。

そんなことを考えながら、親として、どんな生活状況に置かれようとも子どもを守る責任と覚悟を持ち続けなければいけない、と気を引き締める思いを持ちました。

当たり前ですが、自分の子どもを守るのはお役所ではなく、周りの人ではなく、他の誰でもない親である自分ですから。

本書は、子どもを持つ親御さんには、居所不明児童の問題を考えるきっかけになるだけではなく、その問題を通して、親としてどうあるべきなのかを考えさせられる、本だと思います。

この記事は以上です。

もし、少しでも参考になった内容があれば、下の「いいね」ボタンを押してください。励みになります!

小田やかた
小田やかた
このブログの更新情報や、iPhone・iPadを活用した効率的なインプット・アウトプットの方法をツイッターで発信しています。ぜひフォローしてください。

今すぐFollow!

小田やかた を

このブログには、iPhone・iPad・Apple Watch、アプリ、Kindle出版、ブログ運営などに関する記事があります。カテゴリーページや下にある「関連記事」を、ぜひご覧ください。

ABOUT ME
アバター画像
小田やかた
ブロガー&Kindle作家。二人の子どもを持つ共働きサラリーマンです。(プロフィールの詳細)iPhone・iPadアプリを活用した効率的なインプットとアウトプットの方法を発信しています。
関連記事