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WorkFlowyとDynalistの使い分け(試行中)

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このブログ「いつもていねいに」を書いている 小田やかた です。
プロフィール @ottaka18

2ヶ月ほど前から、アウトライナーの「Dynalist」を使い始め、2016年から使っている「WorkFlowy」との使い分けを試しています。

その内容は、端的に言えば、WorkFlowyは、これまでどおり「思考の作業場」として、Dynalistは、思考を終えたデータの「保管場所」としての使い分けです。

WorkFlowyは思考の作業場私にとってWorkFlowy は「思考の作業場」です。 このことについて考えてみたいなぁ、とか、このことについて考えなきゃ。 そう思った...

この使い分けの考えに至った経緯と、使い分けの詳細について、試行段階ではありますが、少し紹介したいと思います。

1. なぜ、WorkFlowyとDynalistを使い分けるのか

(1) WorkFlowyを軽くし起動を速くしたい

WorkFlowyはデータ量が大きくなれば、読み込むデータ量が増えるため、起動等が遅くなってきます。

とくに、以前、iPhoneでHandyFlowyを使うときは、それが顕著でした。

WorkFlowyの軽量化の先にあるもの最近、iPhoneの「HandyFlowy」の起動の遅さにストレスを感じていました。 最初は、アプリのせいなのかな、と思っていましたが...

ただ、現在は、HandyFlowyはローカルにデータを保存する仕様になり、起動はかなり速くなりました。

しかし、そうは言っても、WorkFlowyのデータ量が大きくなれば、動きが遅くなっていくことや負荷がかかることも考えられます。

WorkFlowyやHandyFlowyの起動を素早くし俊敏性を高くしたいため、WorkFlowyは、今まさに思考中のデータのみを置く場所として、できるだけデータ量を最小限に抑えたいのです。

よって、WorkFlowyで使い終わったデータを他に移すことを考えるようになり、その先がこれまではEvernoteでした。

WorkFlowyとEvernoteの使い分けの基本的な考え方2010年4月から「Evernote」を使い始め、自分のすべての情報はEvernoteに保存するようになりました。その後、2016年2月...

それをEvernoteではなく、現在、Dynalistを試しているということです。

(2) WorkFlowyからデータを移した後もアウトラインで見返したい

WorkFlowyを軽くするために、WorkFlowyで使い終わったデータの移行先をEvernoteではなく、なぜDynalistにするのか。

簡単に言えば、アウトラインで見返したい、という理由です。

階層がなかったり、あったとしても、分量が少なければ、Evernoteでも問題ありません。

ただ、階層がたくさんあると、例えば第1階層だけ表示させて俯瞰して見たいときや、また、全階層を表示させて細部を見たいときなどがあります。Evernoteでは階層ごとの表示・非表示の切り替えができません。

いちいちWorkFlowyに戻して見返すのも手間です。

だったら、WorkFlowyと同じように階層ごとに表示を切り替えることができるアウトライナーに移せばいいではないか、という考えに至ったのです。

2. なぜ、Dynalistを使うのか

なぜ、WorkFlowyで使い終えたデータを移す先がDynalistなのか。他のアウトライナーではだめなのか。

その理由は、Webベースのアウトライナーの便利さです。

Dynalist以外に、以前、愛用していたOmniOutliner や他のアウトライナーも検討しました。

 

「OmniOutliner」の使い方【まとめ記事】このページは、本ブログ「いつもていねいに」の「OmniOutliner」に関する記事を厳選してまとめたページです。 本ブログのOm...

しかし、あらゆる端末からアクセスできるWebベースのアウトライナーの便利さ、さらにWorkFlowy並みの使い勝手がよさそうなアウトライナーを考えると、Dynalist以外に選択肢はなかったのです。

3. WorkFlowyがメインでDynalistがサブなのか

どちらがメインで、どちらがサブという考えはありません。

思考の作業場がWorkFlowyで、思考を終えたデータの保管場所がDynalist、という使い分け、役割が違うだけです。

この使い分けは、それぞれのアウトライナーの特性からもすっきりくると思っています。

というのは、WorkFlowyはひとつのアウトラインのみを扱う「ワンアウトライン」のアウトライナーです。

トピックを流動的に動かすには、アウトラインが複数あるよりも、ワンアウトラインの方がより流動的になります。思考の作業場としては、トピックがより流動的に動かせる方がいいので、ワンアウトラインであるWorkFlowyを「思考の作業場」として使うのは最適だと思っています。

一方、Dynalistはワンアウトラインではありません。アウトラインが複数あるということは、一つひとつのアウトラインを固定的に扱わざるをえない部分があるわけですが、思考を終えたデータは固定されたデータです。ですので、WorkFlowyよりもDynalistに思考を終えたデータを保管した方がすっきりきます。

また、もう1つ。

私は、WorkFlowyを有料アカウントにしているので関係ありませんが、WorkFlowyの無料アカウントにはトピック数に制限があります。

一方、Dynalistには無料アカウントであってもトピック数に制限はありません。

そういった側面からもWorkFlowyに思考中の最小限のデータを置き、Dynalistには思考を終えたデータをどんどん保管していく、といった使い分けがしっくりくる気がしています。

4. Evernoteとの使い分けの考え方

いずれDynalistのデータ量が増えれば、動きが遅くなることが想定されます。

その場合は、Dynalistにある古いデータからEvernoteに順次移そうと思っています。

前述のとおり、Evernoteに移動させると、アウトライナーではないため見返しづらい部分もあります。ただ、古いデータであれば、おそらく見返す頻度は、かなり低くなると思いますので、それほど不都合はないと考えています。

5. おわりに

この使い分けを始めてまだ2カ月しかたっていないため、この先、この運用がうまくいくかはわかりませんが、今のところ不都合はありません。

使い分けのイメージとしては、WorkFlowyは机の上、Dynalistは書棚、Evernoteは書庫、です。

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WorkFlowyとDynalistの使い分け(2020年6月) 以前、アウトライナーの「WorkFlowy」と「Dynalist」の使い分け(施行中)を記事にしました。 https://tei...
試行中の結果の記事です。

この記事は以上です。

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小田やかた
ブロガー&Kindle作家。二人の子どもを持つ共働きサラリーマンです。(プロフィールの詳細)iPhone・iPadアプリを活用した効率的なインプットとアウトプットの方法を発信しています。
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